メラニンを作れと指示されたから…
紫外線を浴びて肌に刺激を受けると、シミを作る工場メラノサイト(色素形成細胞)が「メラニン作れ!」という指示をだしてきます。
メラニン生成の指令を受けた工場内では、メラニンを作るために、まず酵素チロシナーゼを活性化させます。
チロシナーゼが、アミノ酸の一種であるチロシンを酸化させドーパに変わり、そしてドーパキノンになり、最終的にどんどん酸化していき自動的にメラニンになります。
メラニンは本当に悪者?
大人になってからというもの、メラニンはシミを作る元凶=悪者という印象があるのでは?
ではなぜメラニンが作られるのでしょうか?
しみの原因メラニンができるまで
子供の頃の海水浴での出来事を例にかんたんに説明していきます。
1日中海で遊んでいると大量の紫外線を浴びることになりますよね。しかも日焼けしすぎて真っ赤になったり、真っ黒になったり。
肌が紫外線を浴びて皮膚の中で炎症(真っ赤になる)がおきます。
しかし、紫外線によるダメージが皮膚の内部まで届かないようにするため、肌の表面に紫外線を遮断する黒い色素のメラニンを作っている(日焼けして真っ黒)のです。
しみまとめ
最近では子供用の日焼け止めクリームとか使うことも多くなったかと思いますが、昔は紫外線をもろに浴びて真っ黒になっていましたからね。
でも夏休みが終わってしばらくすると、元の肌の色に戻っていましたよね。
メラニンが肌の表面へ移動していき、最終的には役目を終え、アカとなってはがれ落ちていってたからなんですよ。
日焼けしてもしみにならなかった、あの頃にもどりたい・・・
もうドラえもんがいない限り時間は戻せませんが、美白ケアでなんとか時間を巻き戻していきましょう。